はじめまして。
読む人 山村 愛(やまむら めぐみ)と申します。
骨肉腫と診断され余命宣告を受けた23歳の冬、抗がん剤治療と手術の末に、骨盤の1/3とその周りの筋肉を失い、身体障害者として新しい自分を生きることになりました。
共に治療に励み、支えてくれた多くの仲間を次々と見送る中で、自分だけが生きていることに罪悪感を抱いてしまったため、自分の価値を見失い、惰性の様に生きて来た日々もありますが、誰かの笑顔のために役に立ちたいという強い思いは諦めきれませんでした。
そして2021年夏、今度は乳癌の診断を受け、膝から崩れ落ちました。手術と放射線治療を終え、現在は服薬治療中です。
この二度の癌の経験は、私に怒りや悲しみ、絶望だけでなく、生きる喜びや本当の幸せとは何か、人のやさしさを思い知ることなど、数えきれないほど多くのギフトを与えてくれました。
誰かの心に寄り添いたい、その思いを大切に生きています。まだ形を成さない思いを形にすることが得意です。
本を読むことが好き
思いを読み形にすることが好き
タロットカードや個性を読むことが好き
たくさんの好きを合わせて「読む人」と名付けました。
悲しみの中で生きる時間が多かった私に出来ることがあります。
誰かの悲しみに寄り添い、明日を生きるお手伝いがしたい。
「また、前を向いて歩いてみようかな」
私の言葉でそんな風に思っていただけたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
読む人 山村 愛